MK新聞好評連載中の網野ひとみ&作業所キラリ☆夢の架け橋の取材で、京都市左京区にある
「テンダーハウス」へお伺いしました。
私は1998年滋賀県草津市にある障がい者の方が働く「若竹作業所」を訪問したことが、きっかけで、それ以来、数多くの作業所をTV、ラジオ番組の取材や、又、個人的な想いもあり訪問しています。
早いもので、私の提案で2008年からMK新聞ご協力のもとスタートしたこの取材活動も、「テンダーハウス」(11月号掲載予定)で19回目となります。
今回説明をして下さったのは施設長の加藤正樹さんで、心のあたたかい、パワーあふれるステキな方でした。
テンダーハウスの開所当時の理事長は京都市左京区で「日昇館」という旅館を経営、1992年よりホテル・旅館業界では当時珍しい、知的障がい者の雇用を始められたそうです。
1995年阪神大震災が起きた時も積極的に被災した障がい者の方30名をその旅館に避難場所として受け入れられました。
このことがきっかけで、東別館を営業していたにもかかわらず、土地建物を提供、国の補助も受け全面改装し、1997年4月にこの「テンダーハウス」が開所されました。
お話をお聞きし、「すごい方だなぁ」と感動しました。今はお亡くなりになっていますが、お会いしたかったです。
私も小さなことしかできませんが、取り組みを継続します!
テンダーハウスは、知的障がい者支援施設で、現在デイサービスに20名、作業に60名の方が通っておられ、職員の方も32名おられます。
仕事の内容は、クリーニング、織物、陶工、下請作業等です。
私が今まで取材して、初めてだったのは本格的な「クリーニング」で、大きなクリーニングの機械4台と、アイロン機が設置されていました。
今は大手クリーニング店の下請作業等が多いようですが、課題は「障がい者の方の給料アップの為にも独自で仕事をとること」だと、施設長はおっしゃっていました。

織物をされている部屋には、西陣織の本格的な着尺機(きじゃくばた)がたくさん並んでいました。
さおり織もされていますが、着尺機は、糸がしっかり張られ、きめが細かく織れるということで、ステキなバックと帽子を見つけました!

陶工の品は、芸術品として作られていることも多いのですが、こちらでは一定の商品として販売するものを作られています。
石けん入れと写真立てに使えそうな品物を気に入り購入しました!!

デイサービスの部屋も行きましたが、仕事としてできない方にも、色々なプログラムもあり、皆さんゆったり、リラックスされていました。
テンダーハウスでは、「給料を上げたい」「就職させたい」という思いで実習に力を入れておられます。
例えば、銭湯での掃除や、ハートピア京都で水曜日にそこの喫茶店でお仕事等々・・・。
ハローワークで情報をキャッチし、年に1〜2名就職(一般就労)、そのアフターケアもされているようです。
施設長の加藤さん、副施設長の後藤さんも加わり色々お話をお聞きしましたが、私は、前向きな姿勢に共感を覚えました。
是非今後も情報交換、交流をさせていただきたく思います。

知的障害者支援施設 社会福祉法人 菊鉾会 テンダーハウス
〒606-8364 京都市左京区新柳馬場仁王門下ル菊鉾町316番地
TEL 075-752-4636
FAX 075-761-0955
ホームページアドレス
http://www.kikuhokokai.or.jp